中野美穂
コスチュームジュエリー作家。ビーズジュエリーデザイナー。ビーズジュエリー講師。
『mimima-bee』代表。日本ビーズアーティスト協会公認師範。パオロビーズ認定講師。パオロワイヤー認定講師。
洋服作りの生地を探しに行った手芸用品店で出合ったのが、ビーズアクセサリー。
一瞬で魅了されキットを購入し、本を見ながら独学で制作をスタート。
大のハンドメイド好きで手先が器用だったこともあり、独学でスキルを身につける。
自身の作品を見た幼稚園のママ友達からリクエストを受け、少人数でのレッスンを開催したのが、ビーズジュエリー講師としてのはじまり。
自作のアクセサリーを手作りイベントに出展したところ、個性的な色使いやデザインが人気となり、絶え間なくオーダーが入るようになる。
作品を知った奈良県北葛城郡広陵町からビーズアクセサリー講座の講師を依頼され、公的機関で講座を開催。
PRは広報誌のみだったにもかかわらず、当時のビーズアクセサリーブームも手伝い、あっという間に人気講座に。
カフェから講師を依頼されたことをきっかけに、デザインや色合わせを基礎から学び直すと決め、2003年ビーズアーティスト協会師範を取得。
口コミでNPOや文化サロンからも講師依頼が相次ぎ、引っ張りだこの人気講師に成長。
ビーズジュエリー指導の先駆者として大手カルチャーや百貨店文化サロンなどで数多くの講座を開催。
2011年、近鉄百貨店から声がかかり、オリジナル作品の販売をスタート。
2015年からは、あべのハルカス近鉄本店や高島屋本店、阪急うめだ本店など京阪神の人気百貨店から招致されようになり、百貨店出展は7年で52回、300日を超える。
2019年に、ロンドンで開催された『A Bridge to JAPANESE ART』で審査員特別賞を受賞。作品は新聞や雑誌にも掲載され、2021年にホテルで行った単独販売会は大好評を博した。
オリジナリティー溢れるスパイシーなデザインと、『毒』がありつつエレガントさが漂うテイストが特長。
3パターンから依頼できるオーダーメイドジュエリーの制作を中心に、活動の場を拡げている。
作品のこだわりは、身につける人が持つ「本当の魅力」を引き出す、オンリーワンのジュエリーを生み出すこと。
「mimima-bee」のジュエリーを身につけた人が、自分の魅力に気が付くことができるようにと願いを込める。
ビンテージアクセサリーを再利用し、世界に一つしかないコスチュームジュエリーとしてリデザインする『REBORNシリーズ』、スパイシーでアーティスティックなテイストが魅力の『ロボット』『bee』『spicy girl』が大人気。
どの作品も、“ファッションやシーンを選ぶことなく映えるアクセサリー”として知られている。
今後の目標は、海外のギャラリーで作品展を開催すること。
欧米での活動を視野に入れ、より多くの人に自身の作品とビーズジュエリーの魅力を広めていきたいと考えている。